Last updated: 2003/12/10

NASCAR Racingシリーズ

ここでは、主にPapyrusのNASCAR Racingシリーズについてお話します。
発売はSierra、 開発はPapyrusです。

NASCAR RacingシリーズはWindowsベースのPCゲームです。
(2002 SeasonのMAC版もありますが、Win版とのネットワーク対戦は出来ないようです)
対応OSはWindows 95 / 98 / Me / XPです。(必要スペックはここを参照:2002/2003)※2003は95に対応してません。
必要スペックは2002/2003とも同じになっています。DEMOをプレイした感じでは2003の方が軽いです。
PentiumIIIの450(必要)から800MHz(推奨)なので、ゲーマーの皆さんのPCではあまり問題にならないでしょう。
現在入手可能なNASCAR Racingシリーズラインナップ


※非常に残念なのですが、ライセンスの関係で2003が最後の開発になるようです。
さあネットワーク対戦を始めよう!

★★★ 準備その1 ★★★

必要なものを揃えよう!
●ソフト:NASCAR Racing 2003
バージョンアップパッチ1.2が出ていますので、それを適用しておくこと。

●ネットワーク(これはこのページを見てる時点でクリアですね)
自分はADSLで繋いでいますが、下り速度は2M位です。これでまったく問題はありません。
ISDNでもいけるようですし、やったことないけど56Kのモデムでも出来るそうです。(早いに越したことはない様ですが(^^;

●ステアリング型コントローラ
なくても出来ます。(JOYPADやキーボードでも速い人はいる)でも、これはあったほうがいいです。
当然ですがJOYPADやキーボードとは比較にならない操作性だし、楽しさがぜんぜん違います(^_^) PlayStation等のイメージでJOYPADでも走れる気がするのですが、NASCARというのは左回りのオーバルコース(楕円形のコース)でのレースが基本となっているため、左に曲がることに重点を置いたセッティングをします。
極端な例では、直線を走行中は右に20度くらいハンドルを切った状態で走っています。
これをJOYPADで行うのは結構厳しいです。
それとネット対戦はコンピューターとの対戦ではなく、相手はあくまでも人間ですから、自分がミスをしたときには他の人に迷惑がかかる場合も多くありますからね(^_^)
みんなが多く使用しているのは「Microsoft Force FeedBack Wheel」のようです。
自分が使っているのは「Logitech WingMan Formura Force」です。
Microsoftはかなり頑丈に出来ていて、壊れにくいと聞いています。
自分はもう一つギルモの360Modenaシリーズを使っていましたが、アクセルペダルのばねが折れましたw
ギルモは日本国内代理店も撤退してしまったので、サポートが弱くなってしまったのが残念です。(Ferrariのエンブレムつきでかっこよかったんだけどね)

●IRCクライアント

自分は「LimeChat」というソフトを使用しています。
ダウンロードはここから http://www.dive-in.to/~mb-arts/
このページの説明にしたがって「#OSC」というチャンネルに入れるように設定してください。

★★★ 準備その2 ★★★

のぞいて見よう!
Online Simulation Championships(以降OSC)に行ってみましょう。

ここにはレースゲーム好きがたくさん集まっています。
BBSを見ると雰囲気がわかるでしょう。
また、何かわからないことがあれば遠慮なく掲示板に書き込んでください。経験豊富なメンバーが優しく教えてくれるハズです。(ハズ??)
スケジュールには、いつどこで走るのかが載っていますので、都合のいいレースを選んで参加することが出来ます。

これで、準備は完了です。
★★★ レースに参加 ★★★

レースに参加する基本的な流れは、以下の通りです。

  1. IRCにて#OSCにJoinする。
  2. レースに参加をしたい旨を伝える。
  3. レース開始時間の前にJoinするサーバー(注★:最後に記述あり)のIPアドレスが通知される。
  4. NASCARを起動する。
  5. MultiPlayerを選択、JoinのところにサーバーのIPアドレスを入れて接続する。
  6. Join完了後、chat画面を開き、接続が完了していることを知らせる。※2
  7. 始めるよーと言われたら、右下の「DONE」をクリックする。
  8. そのコースのメイン画面になるので、OPTIONでハンドルのキャリブレーションをする。
  9. セッティングを確認または、変更するにはGARAGEで行う。
  10. メイン画面の右下にある「DONE」をクリックするとコースに入ります。
※2:
レース中は英語版のソフトのため、日本語入力は出来ません。
すべてローマ字でお話をします。

ここまで来ればいよいよ走り始めです(^_^)

レースの流れ

  1. Practice(練習):10〜15分とりますので、この間にセッティングの確認と練習を行います。
    特にここでは、ドラフト※3を組んだときの挙動やタイヤの状態、油温の状態を確認しています。
  2. Qualify(予選):予選はコースによって違いますが、ほとんどの場合、2周で行います。
    一人で走りますので、クリアラインを思いっきり走ってください。
    予選用のセッティングは高回転でタイヤの空気圧を高めにして、スピードを稼ぐようになっています。特にグリルテープを100%にして、ラジエターに空気を当てない代わりに空力をよくしているので、エンジンブローに注意しています。
  3. Race(レース):やっとレースが始まります(^_^)
    レースの長さは本当のレースの15%で行うことが多いです。
    Lap数は全体の距離で決まりますが70Lapsとか17Lapsとかまちまちです。
    時間にして概ね30〜40分位が多いです。(これもイエローフラッグの出る回数等のによって変わりますが)
    ORJの場合、毎週レース予定が発表されていますので、そちらを参考に(^_^;)

※3:
「ドラフト」日本のレース用語ではスリップストリームと言っていますね。
NASCARでは基本的に同一性能の車でローリングスタートが行われますので、スタート直後から(たまにゴールまでそのまま)2列隊列で走り続けることが多いです。
このゲームではドラフトの効果がリアルに再現されています。
たとえば、単独で走る場合、180mphしか出ないときでも、ドラフトに入ると200mphを超えることもあります。
このため、SuperSpeedWayと分類される高速コースではあらかじめトップギアをロングにセッティングしておきます。
単独でトップギアがレッドゾーンぎりぎりまでまわるセッティングでは、ドラフトに入っても数周でエンジンブローしてしまいます。 これは空気の力で引っ張られたり、押されることでスピードが上がるため、オーバーレブによる負荷でエンジンが壊れるのです。(焚き火チームの仲間入りだ!w)

参考:「レース予定(OSCにリンク)

レースが終わると、その結果がOSCのレース結果のページに掲載されます。
いつも、どんな内容になるのかとても楽しみにしています。

いかがでしたか?結構簡単でしょ?
これだけで、世界がぜんぜん変わっちゃうんですよ!
信じられないと思うけど、1度つないで見ればきっとわかってもらえるはず。
このページがきっかけでNASCARをはじめてもらえたら、ものすごくうれしいです。

では、コースで待っています(^^)v

恥ずかしながら、私のLapTimeをお見せしましょう。
自分は2002でのシリーズ戦(全24戦)でランキング9位程度のものです(^_^;)
ちょっとも速くありませんが、参考タイムくらいにはなるかも(皆さんの自信の元になれば何よりですw)
では、ここからどうぞ
注★: サーバーについて
OSCのNASCARのサーバーは、メーカーや企業が運営しているのではなく、OSCメンバーのうちで回線状況に余裕のある方が受け持ってくれています。
サーバーを受け持つ事はなかなか大変なことなので、そのことは頭の隅に置いておいて下さい。

その他のNASCAR

NASCAR THUNDER 2003(発売元:EAオフィシャルサイト こちらのTHUNDERのシリーズは、さすがのEAが売っているだけあって、PC、PS2、XBOX、GCとものすごいラインナップです(^_^;)

NASCAR HEAT(発売元:infogramesオフィシャルサイト 実は詳しく知らないんです(^_^;)
ただ、これにはたくさんのMODが出ていて、かなり盛り上がっているようです。
「NASCAR HEAT」で検索してみて。